【明光義塾 中区役所前教室】模試と解説会のご紹介②

 

この記事では広島市中区大手町にある、明光義塾中区役所前教室の公立高校入試への取り組みの一つである、「模試解説会」についてご紹介をします。

新しい公立高校入試についておさらい!

広島県の公立高校入試の制度が、今年の中学3年生から大幅に変わります。
これまでの入試制度と比べて、模試の重要性が上がっています。
しかし、模試を「ちゃんと」受けることが出来ていますか?

改めて、新しい公立高校入試制度の変更点に触れつつ、複数の教室の合同で行った、「第3回中学生県内模試 中3解説会」について紹介します!

広島県公立高校入試の新しい入試制度

これまでの制度では、「当日点」と「内申点(学校の成績)」がほぼ5:5でした。
そのため、「内申点」が非常に重要な制度でした。
しかし、新しい制度では、当日点:内申点:自己表現の割合が、6:2:2となりました。
自己表現というのは、自己PR形式のプレゼンです。
詳しい内容については、割愛します。

この新しい制度と古い制度を比べると、内申点の割合が60%も減少しています。
その分、当日テストが全体の60%と、その重要性がアップしているのです。
これまでからすると大きな変化です。

なお、「特色枠」という、当日点・内申点・自己表現の配点割合を変えた制度もありますが、こちらも今回は割愛いたします。

大きく重要性の下がった内申点

内申点の重要性が、どれくらい下がったかを、今までの計算方法にはなりますが、今までの制度と新しい制度での、内申点の合否判定の点数における割合を比べてみます。

内申点がすべて5点ですと130点になります。

また、内申点がすべて3点ですと、84点でした。

その差は46点です。
当日テストは、1科目50点の計250点のテストですから、​かなり差がつけられた状態です。この差を埋めるのは、なかなか難しいです。

しかし、新しい制度では、46×40%=18.6点、約19点まで、差が縮まります。
当日テストは、3点や4点の問題が多いため、5~6問くらいで埋まることになります。

このように、内申点で差がついていても、それを埋めることが可能なため、内申点の重要性が低下していると言えます。

当日テストの重要性

もちろん、内申点や、その基になる定期テストやレポートや課題提出は、ひきつづき重要なことです。
そこが出来ないと、「基礎学力」が身につきません。

また、私立高校の推薦や専願がもらえる内申点の基準が、年々上がってきているため、引き続き定期テストの点数は取る必要があります。

しかし、新しい公立高校入試の制度においては、当日のテストの点数が非常に大切なのは確かです。
ここにしっかりと対応できれば、内申点が標準から足りなくても、大逆転合格を狙えます!

明光義塾中区役所前教室での中学生模試

 

では、明光義塾中区役所前教室では、どのような模試を行い、その後どのようなことをしているか、紹介します!

受験にしっかり対応できる個別指導

明光義塾中区役所前教室では、
中学受験、高校受験、そして大学受験と、あらゆる受験にバッチリ対応しています!

昨年度の合格実績はこちらです。

 

 

このうち、公立高校では、2年連続で全員志望校合格を達成しています!
その理由の一つが、塾で行っている模試を実施した後の対応です。

模試をやりっぱなしにしない!

学校の定期テストと、塾で行う模試では、まず、範囲の広さが違います。

中2以上の学年だと、中1や中2の内容も出題されます。

また、普段の課題や定期テストでは、なかなか出題されないようなレベルや形式の問題が出題されます。
模試は、入試問題を研究して作られています。
そのため、模試を受け、そのような問題にも早くなれることが、当日テストの成績に繋がります。
そのため、模試は中1・中2には、必ず年5回のうちに3回は絶対受けてほしいことを、そして中3には、すべての模試を必ず受けるように、生徒・保護者様に伝えています。

それだけではありません。
模試の後も、復習をする時間を、自習形式で別途もうけています。
そこで疑問点があれば、質問を受け付けています。
それでも難しいところは、まだ基礎ができていない可能性があるので、夏期講習・冬期講習・春期講習などで基礎から復習をしています。

今年からは更に中3対象で解説会を実施!

更に今年からは、中3対象に、普段の個別ではなく集団授業形式で行う、「模試解説会」をスタートしました!

これは解けてほしいという問題を解説する第1部と、模試特有の問題を解説する第2部の、2部構成で行っています。

明光義塾中区役所前教室の模試解説会について

明光義塾中区役所前教室では、公立入試についてバッチリ研究しています。
その教室長の私が講師として、解説会を実施しています!
しかも今回は、明光義塾安芸府中教室というところで、6教室合同で実施しました。
そこで話したことや、その後の生徒の様子について紹介します。

第1回や第2回の数学で扱った問題と似た問題が出題!

4月に行った、第1回模試で出た数学の問題から、このような問題を扱いました。

これは、中2で習う1次関数の問題です。
学校の定期テストでは、グラフの式やある点の座標を求めたり、2直線の交点を求めるものが多いと思います。
この模試でも、そのような問題も出ています。
しかし、第4問目では、グラフ上の図形と面積に関わる問題が出ており、模試や当日のテストでは、このような問題が多く出ます。
このような問題を解くときには、わからない座標を文字でおいて考える、という解き方が必要です。

このような問題は、今まで定期テストではあまり出てきたことがないため、解き方もわからない生徒が多い問題になります。
これが、中3の最初の模試で出ています!
この解き方を、このときは詳しく解説しました。

 

そして今回は、このような問題を扱いました。

 

 

こちらも第1回同様、1次関数のグラフと面積の問題です。
そのため、第1回と解き方の基本は一緒です!
実は、第2回の問題も、1次関数とグラフ、そして面積の問題で、そこでのポイントも似たものでした。

第2回の解説会の記事はこちら

そのため、今回も、過去回に参加してくれた生徒に質問もしながら、さらに、この問題でのポイントも解説することで、これまでの内容の復習も兼ねた解説会を実施しました!
ちなみに今回は、出題側が、すでに点の座標を文字でおいてくれているため、ある意味、第1回模試よりも「簡単」とも言えます。

その場で解き直しも実施!

解説会は、ただ解説を聞くだけの会ではありません!
必ず解き直しをする時間も設けています!
ただ聞くだけでは意味がありません。
それだけでは、同じような問題が出ても解くことが出来ないからです。

解説を聞くであれ、答えの解説を見るであれ、その直後に自分の手だけで改めて解いてみる。

これは、大切な勉強の仕方の1つです!

勉強の仕方も伝授!

加えて2・3日後に、もう一度同じ問題を解いて、そこでスラスラ解けると、その問題のパターンはバッチリです!
これも、大切な勉強の仕方の1つです!
その日に解き直しまではやるけど成績が伸びないという方は、ぜひ、日をおいて同じ問題の解き直しもしてみてください。

そのような勉強の仕方も、解説会ではお伝えしています。
今回は、1冊のテキストをどう繰り返して解いていくか、付箋を使った方法を伝えました!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
模試解説会の様子、少しでも想像できたでしょうか?

今後も、解き直し会は継続して行います!

成績アップ、そして志望校合格は、個別指導No.1の明光義塾中区役所前教室にお任せを!

目標に向けて一緒に頑張りましょう!

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