学力を伸ばす為には、勉強の方法や計画を立てることはとても重要です。
そこで今回の記事では『勉強』の方法・計画の立て方に関してご紹介します!
勉強で一番大切な事って何だと思いますか?
抽象的な質問かもしれませんが真っ先に思い付くのが、『予習・復習』 『勉強時間の確保』 『暗記する習慣』などだと思います。でも、
それってあくまでも『手段』なんです。
根底にある勉強で最も大切な事はこの2つです。
1.「自己肯定感」を上げること!
そもそも、どんなに質の高い授業受けても、家庭学習の時間を費やしても、勉強に対する姿勢が後ろ向きであったり、ネガティブであれば中々成績って上がりません。
自己肯定感とは?
自分自身のネガティブな感情をも肯定的に捉えて、長所も短所も過去も現在も全てを受け入れ、存在価値を認めること。
引用:カイゴなリハ https://p-sukeblog.com/what-self-esteem/
上の資料を見て下さい。
日本は先進国の中でも、かなり自己肯定感が低い国なのです!
特に顕著なのが「英語」だそうです。
日本人は英語が出来るレベルをネイティブとペラペラ話せるレベルと勝手に自分たちでハードルを上げてしまいます。
なので、途中で挫折してしまい、結果自己肯定感を下げてしまいます。
もちろん日本の英語教育が話せるレベルまでの仕組みになっていないという根底の問題もありますが、こういった日本人の特性もあるわけです。
『成功体験』をたくさん積みなさい!
・定期テストで目標点数をクリアする
・検定に合格する
・部活動でレギュラーを勝ち取る
この様に成功体験なら勉強以外でも何だって良いのです。
学生時代にいかに成功体験を積んだかで、今後の人生に大きく影響します。
それは、自分が立てた目標を達成するには、どれだけ努力しないといけないか知らないといけないからです。
これって、大人になったら必要な能力ですよね?
成功体験を積むことで、自ずと自己肯定感が上がっていき、モチベーションに繋がります。
なので、明光義塾では「承認」・「褒める」を重んじた、個別指導を通じて自己肯定感を上げるようにしています。
2.「好奇心」を刺激すること
2つ目は好奇心です。意外と思われるかもしれませんが、やはり興味・関心がないと中々勉強って前に進みません。
学校の通知表の観点別項目に「関心・意欲・態度」とあるのはその為かなと思います。
「もっと知りたい!」 「視野を広げたい」という欲求が勉強意欲を駆り立てます。
でも、これが一番難しいんです。
ゲーム、漫画・アニメ、YouTubeなどなど
自分の好きな事には熱中出来るのに、勉強になると中々・・・
勉強の好奇心を上げる一番の近道は『自己肯定感』を上げることと連動させることです。
・勉強する⇒テストで成績が上がる⇒親・先生から褒められる
⇒自分に自信付く⇒モチベーションが上がる⇒科目が好きになる⇒勉強が好きになる
簡単ではありませんが、このサイクルが出来たら一番良いです。
なので、
私は保護者様に伝えたいです!
お子様には出来ない所を『𠮟る』のでなく、出来ている所に目を向けて『褒める』をとことん実施してください。
そうすれば、自分で自分の事を好きになれる子に育ちます!
なので、
明光義塾 安芸中野東教室では教室スローガン『学ぶことを楽しもう! 楽しさの果てに成功がある!!』を掲げています!!
勉強の種類:勉強には大きく分けて2種類のタイプがあります!
続いては、勉強の種類について、ご紹介します。
勉強には大きくわけて2種類のタイプがあります。
それでは1つずつ、ご紹介していきます。
断続的な勉強方法
・定期テスト前と通常月(テストが無い月)の間で勉強時間の差が激しい生徒
(例)定期テスト1週間前:1日6時間 普段:1日30分
⇒これだと、その場しのぎの勉強になってしまい、定期テストの結果は良くても、『学力』は身に付きません。
なので、これから皆さんに付けて欲しい力は次でご紹介する方法です!
継続的な勉強方法
分かりやすくいうと、毎日コツコツ型です。
・定期テスト前と通常月(テストが無い月)の間で勉強時間の差が少ない生徒
(例)定期テスト1週間前:1日4時間 普段:1日3時間
今後必要な習慣は『継続的』な勉強方法です。
定期テスト・入試問題いずれも、毎日コツコツ型の継続的な勉強が報われるようになっています。
また、断続的な勉強だと中々成績が上がらない理由も説明します。
引用:ZUUM-A https://the-owner.jp/archives/8785
上記はエビングハウスの忘却曲線です。このグラフから見ても分かるように、人は復習しなければ、時間の経過と共に「忘れる」生き物なのです。時間の経過と共にどんどん忘れます。
この場合、
復習=忘却のストッパー的役割を発揮します。
日々の復習が短期記憶から長期記憶に変わり、記憶の定着に結びついていきます。
なので、継続的な勉強が重要なのも、このように科学的根拠があるわけです。
1日の勉強計画を立てましょう!!
ここまで、勉強の本質や継続的な勉強の重要性がお分かり頂けたかと思います。
早速1日の勉強計画の立て方・その方法を見て行きたいと思います。
勉強の取り掛かりについて
早速ですが、皆さんは勉強の取り掛かりは早いほうですか??
例えば、
19時から勉強始めようと思っても、テレビやゲーム、動画など様々な誘惑や気持ち自体が中々勉強に向かない時があると思います。
そういった場合、劇的に勉強の取り掛かりが早くなるコツがあります。
それは、『自分の好きな教科・興味ある内容から取り組む』ことです。
これを毎日実施して、ルーティン化して下さい。
えっ!?
普通、学校の宿題とか提出物から先に進めるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、継続的な勉強で毎日コツコツ出来ていればさほど問題ではないのです。
『学校の課題多いからやらなきゃ』・『学校の課題やるのめんどう・・』など負の感情から勉強に入っては中々取り掛かりもスムーズにいきません。
例えば、得意な計算問題を10問やって、満点取って自信付けてから他を取り組むとかでもいいわけです。Mustな気持ちから、やりたい気持ちの持っていくほうが断然ラクなのです。
プチ成功体験を実感して、自己肯定感を高めてから勉強に取り組んだ方がかなり効果的です。
1日の勉強計画をご紹介!
ここで、一部1日の勉強計画を紹介します。
(例)1日3時間勉強する場合
Before
19:00~20:00 学校課題
20:00~21:00 自学習 暗記
21:00~21:30 休憩
21:30~22:30 問題演習(計算)
After
19:00~19:30 得意科目の問題演習 好きな教科
19:30~21:00 学校課題
21:00~21:30 休憩
21:30~22:30 暗記
このように同じ3時間の勉強でも取り組み方で学習効果が変わってきます。
自分なりに試行錯誤して、継続出来る勉強ルーティンを探すことが大切です。
ただ、寝る前に暗記を実施することが重要です。
何故なら人は寝ている間に記憶の整理をしているからです。
短期記憶から長期記憶に切り替わるのは実は睡眠時間中です。
一夜漬けの勉強が付け焼き刃でしか無いのはこのためです。
寝る前に暗記をして、起きて昨夜に覚えた内容が暗記出来ているか朝確認するのが理想です。
まとめ
今回は勉強の種類や計画の重要性等について、詳しくご紹介しました。
今回の記事を踏まえて、新学期に身に付けて欲しい力が4つあります。
それは、
1 『継続的』な勉強
2 両立する力
3 目標設定
4 暗記する習慣
早ければ早いほど、成績に比例します。
このブログを通して、意識して自分の行動に反映してくれたら幸いです。