【明光義塾 中野東教室】効果的な暗記方法を大公開!英単語編

このブログでは、『効果的な勉強方法』 ★英単語 暗記編★についてご紹介します!

前回の記事の続きとなりますので、まだ読んでない方は下記記事もあわせてご覧ください。

4~5月の新学期に身に付けて欲しい力

 

前回ブログの『効果的な暗記方法』の最後で勉強した新学期に身に付けて欲しい力を改めて復習したいと思います。

それは、

『継続的』な勉強:毎日コツコツ型
両立する力
目標設定
暗記する習慣

上記の4点になります。

特に④の暗記する習慣は非常に重要で早期に習慣化して欲しいものです。

 

何故かと言うと、

成績UP=理解×暗記(知識)

上記の式が成り立つからです。

理解と暗記の掛け算なので、暗記が0だと、どれだけ頑張っても0のままなのです。

前回では『写真』を活用した歴史などの効果的な暗記方法を学びました。
今回は塾生の中で最も反響の大きかった『英単語』についての効果的な暗記方法です!!

せっかくなので、英単語が全く覚えられない、そもそも暗記が凄く苦手だと言う方には初級編、暗記はある程度出来る、もっと効率良く暗記を出来るようになりたいという方には上級編でご紹介しようと思います。

英単語暗記「初級編」

 

大きく分けて4つご紹介します!

1.『毎日』覚える単語数を決める。(例)1日30語など
2.目で見て暗記出来る単語と書かなければ覚えられない単語をしっかりと区別する。
3.例文とセットで暗記する。
4.類義語・対義語や関連単語とセットで暗記する。

 

①『毎日』覚える単語数を決める。

そもそも前提としてこの『目標設定』がかなり重要なのです。
大多数の人がこの目標設定をせずに闇雲に実施してやっただけで終わってしまいます。
これだと、効果は薄いですし持続しません。

やはり1日何語と目標を自分自身で決めて取り組む方がモチベーション維持しやすいかと思います。

では、この目標設定に関して1日何語覚えるのが適切なのでしょうか??
結論、この目標は自分で決めてOKです!
まずは確実にこなせる単語数から始めても十分です。

例えば、
1日30語と設定して、慣れて来たら50語に増やすなど、段階的にクリアして行けばそれだけで十分暗記の習慣化が出来ていると思います。

まずは『継続』出来る仕組み作りです!

 

②目で見て暗記出来る単語と書かなければ覚えられない単語をしっかりと区別する。

意外とこの区別が出来てない場合が多いです。
一般的にbigなど比較的にスペルが短い単語は目で見て覚える事が容易で、beautifulなど比較的にスペルが長い単語は目で見て覚える事が難しいと言われています。

なので、覚える段階において目で見て暗記と書いて暗記と区分けしないと大変非効率なのです。
(例)
・bigなど比較的にスペルが短い英単語:目で見て暗記
・beautifulなど比較的にスペルが長い英単語:覚えるまで書いて暗記
⇒ここで書く回数は意識しないこと!!

重要なのは流れです。
正しい発音(読み)⇒スペルの認識⇒目で見て暗記か書いて暗記の区分け
この流れと特に冒頭の正しい発音の認識が非常に重要になります。

なので、学校の宿題の様に、英単語を全て10回ずつノートに書きなさいという勉強よりかは、自分自身目で見て暗記出来る単語と書いて覚える単語をちゃんと区分けして、書いて覚える単語は書く回数を決めない、覚えるまでとにかく書くという事が非常に大切です。
書く回数を決めてしまうと数を数える事に『意識』がいってしまい、結果何回書いても覚えられない結果で終わってしまいます。

覚えるのが目的であって、書く事はあくまでも手段です!!

 

➂例文とセットで暗記する。

例えばbeautiful(美しい)という単語を覚える場合は単にこの単語を覚えるだけでなく、例文とセットで理解して覚える方が効果的です。
(例)This flower is beautiful.(この花は美しい。)
この様に例文とセットでやれば、主語と動詞の関係やbeautifulの形容詞としての役割や活用も理解しやすくなります。

英単語暗記「上級編」

 

④類義語・対義語や関連単語をセットで暗記する。

一例ですが『類義語』と『対義語』をご紹介します。
ある程度英単語暗記は自分自身で出来て、もっと効率的に暗記の幅を広げたい人にお勧めの暗記方法になります!

『類義語』
speak talk :話す
listen hear :聴く/聞く
big large  :大きい
eat have  :食べる
learn study  :学ぶ

『対義語』
big⇔small :大きい/小さい
tall⇔short :高い/低い
good⇔bad  :良い/悪い
easy⇔difficult :簡単な/困難な
before⇔after  :前/後

さらに...
類義語はその使い分けを理解・覚えるとより『記憶』として定着しやすくなります。
・speak:話し相手が不要 一方的に話すイメージ
・talk :話す相手が必要 対話するイメージ
・listen :意識して聴く
・hear :勝手に音が聞こえて来るイメージ 無意識
・big :主観で大きい物を指す
・large :誰が見ても大きいものを指す
(例)湖など面積が大きいなどで使用されやすい
・eat :シンプルに食べるという行動を指す
・have :食事の時間を過ごすという意味も含む
・learn:身に付けた知識やスキル 結果というイメージ
・study :『勉強』など何かを学ぶ過程 途中というイメージ

いかがでしたでしょうか?
ほんの一例ですがこうやって覚えると脳が刺激され頭にインプットされやすくなります。この学習方法はもちろん漢字学習にも応用が可能です。

まとめ

 

これまで様々な暗記方法について学んで来ました。

ただ勉強には『能動的』と『受動的』この2つの勉強があります。

 

・『能動的』:自分で関心・疑問を持って調べて理解・暗記する勉強方法

・『受動的』:人から聞いて理解・暗記する勉強方法

 

ぜひ皆さんにはこの『能動的』な勉強が実践出来る様になって欲しいと思います。

様々なことに関心・「ナゼだろう??」と疑問を持って主体的に勉強を進める方がはるかに効果的です。

 

やはり、好奇心旺盛な子が成績が伸びやすいのはこのためです。

なので今勉強嫌いでも何か一つの事でも良いので興味・関心を持って追究して行くことが大切です。 

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