定期テストが返ってきたら何をする?中学生の点数を上げる「テスト後の復習」5ステップ

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定期テストが返ってきたら何をする?中学生の点数を上げる「テスト後の復習」5ステップ

定期テストが返ってきたとき、最初に点数を確認する中学生は多いと思います。「前回より上がった」「思ったより取れなかった」と結果を見たあと、そのまま答案をしまっていないでしょうか。

定期テストは、点数を確認して答案をしまうだけでは、テスト結果を十分に生かせません。答案を見ると、覚えられていなかったところ、理解が足りなかったところ、本当は解けたはずなのに落としたところなど、今の学習状況が見えてきます。

そして、次の定期テストで点数を上げるためには、間違えた問題を解き直すだけでは足りません。「なぜ間違えたのか」を確認し、テスト前の勉強方法まで振り返り、次回は何を変えるのかまで決めることが大切です。

この記事では、広島で中学生の学習を支える明光義塾の視点から、定期テストが返ってきたあとに取り組みたい復習を5つのステップに分けて解説します。

定期テスト返却後の復習が次の点数につながる

定期テストというと、どうしてもテスト前の勉強に意識が向きます。学校ワークを進めたり、英単語を覚えたり、苦手な問題を練習したりと、テスト前には多くの時間を使います。

ところが、テストが終わると気持ちが切り替わり、返却された答案は点数だけ見て終わってしまうことがあります。次のテストにつなげるために確認したいのは、点数そのものだけではありません。答案のどこで点を落としたのか、どの問題では力を出せたのかを見ることが重要です。

点数だけでなく答案の中身を見ることが大切

例えば、数学で70点だった2人がいたとしても、同じ学力とは限りません。1人は応用問題が解けずに点を落とし、もう1人は基本問題で計算ミスを繰り返して70点になった可能性があります。

英語でも、単語が書けなかったのか、文法を理解できていなかったのか、長文を読む時間が足りなかったのかによって、次に取り組む勉強は変わります。

点数を見るだけでは、「何ができていて、何ができていないのか」までは分かりません。返却された答案では、どの問題を、どのように間違えたのかまで確認してみましょう。それが次の勉強を決める材料になります。

正解した問題も「本当に理解していたか」を確認する

復習というと、間違えた問題だけを見る生徒が多いのですが、正解した問題の中にも、見直した方がよいものがあります。

例えば、答えに迷ったものの偶然選択肢が当たった問題や、公式をはっきり覚えていなかったけれど何となく解けた問題は、答案では正解になっています。しかし、同じ内容が次のテストや実力テストで出たときにも正解できるとは限りません。

答案を見返すときは、「正解したか」だけではなく、「自分で理由を説明できるか」「もう一度出ても解けるか」まで考えてみてください。自信がなかった問題には印を付け、間違えた問題と一緒に解き直しておくと、理解が曖昧なまま残るのを防げます。

テストの復習は答案が返ってきたら早めに始める

テストの復習は、答案が返ってきたあと早めに始めることをおすすめします。時間がたつほど、テスト中にどこで迷ったのか、どの問題で時間を使いすぎたのか、そのとき何を考えていたのかを思い出しにくくなるからです。

答案が返ってきた日なら、「この公式が思い出せなかった」「最後の大問に入ったときには時間がほとんど残っていなかった」といった本番の状況も思い出せます。

すべての教科を一度に終わらせる必要はありません。返却された教科から、その日のうちに答案を確認するだけでも構いません。記憶が残っているうちに失点の理由を見つけることが、次の対策につながります。

定期テストが返ってきたらやる「復習5ステップ」

テスト後の復習で大切なのは、間違えた問題をもう一度解くだけではありません。点数を確認し、失点した理由を見つけ、自力で解けるようにしたうえで、その結果を次の定期テストまでの勉強に反映させます。

ここからは、答案が返ってきたあとに取り組みたい流れを5つのステップで見ていきます。

ステップ1|点数・平均点・目標点との差を確認する

最初に確認するのは今回の点数です。ただし、点数だけを見て「良かった」「悪かった」で終わらせないようにします。

学校で平均点が発表されている場合は、平均との差も見てみましょう。同じ70点でも、平均点が50点のテストと75点のテストでは意味が変わります。

さらに、テスト前に目標点を決めていた場合は、目標との差も確認します。80点を目標にして72点だったのであれば、あと8点をどこで取れたのかを答案から探します。

「あと8点足りなかった」で終わらず、基本問題を2問落としていた、漢字で4点落としていた、最後の問題までたどり着かなかったなど、目標との差がどこで生まれたのかを問題ごとに確認すると、次に変えるべきことが分かります。

ステップ2|間違えた原因を「知識不足・理解不足・ミス・時間不足」に分ける

今回の復習で特に大切なのが、間違えた原因を確認することです。同じ10点の失点でも、原因が違えば次に行う勉強も変わります。

例えば、数学で公式を覚えておらず解けなかったのであれば、必要な知識が不足していたと考えられます。公式は覚えていたものの使い方が分からなかったのであれば、理解や問題演習が足りなかった可能性があります。

解き方は分かっていたのに符号や数字を書き間違えたのであれば、計算や確認の方法を見直す必要があります。問題自体は解けそうだったのに最後まで解き切れなかったのであれば、時間配分や問題を解く速さにも目を向けます。

「間違えたからもう一度解く」だけではなく、「なぜ間違えたのか」を一度考えることで、次に必要な勉強が変わります。

特に数学で計算違いや符号の間違いが多かった場合は、「数学」の計算ミス・凡ミスをゼロにする!成績上位生がやっている見直しテクニックも参考にしてください。

ステップ3|間違えた問題を自力で解けるまで解き直す

間違えた原因が分かったら、実際に問題を解き直します。このとき大切なのは、解答を見ながら正しい答えを書くことではなく、最終的に何も見ずに自分で解ける状態にすることです。

数学なら、解説を読んで解き方を確認したあと、一度解答を閉じて最初から計算します。英語なら、間違えた文法問題の答えだけ覚えるのではなく、なぜその語順や形になるのかを確認してから、もう一度自分で解き直します。

理科や社会の用語問題でも、答えを赤ペンで書いて終わるのではなく、問題文を見て自分で答えられるか確認します。

解説を読んだ直後は分かったように感じやすいため、「何も見ずに解けるか」を必ず確認しましょう。

ステップ4|テスト前の勉強方法まで振り返る

答案から失点原因を見つけたら、テスト前にどのような勉強をしていたのかも振り返ります。

例えば、学校ワークを一度終わらせただけだった場合、間違えた問題を解けるようになるまで繰り返せていなかったことが原因かもしれません。英単語をテスト直前にまとめて覚えていたのであれば、覚える時期を前倒しする必要があります。

また、「勉強時間はかなり取ったのに点数が上がらなかった」という場合は、勉強時間の長さではなく、何に時間を使ったのかを確認する必要があります。ノートを写す時間が長かった、得意科目ばかり進めていた、分からない問題をそのままにしていたということがないか確認してみましょう。

次回の計画を立てても毎回途中で続かなくなる場合は、「勉強計画」が長続きしない理由|挫折しない1週間スケジュールの立て方も参考になります。

ステップ5|次の定期テストまでに変えることを決める

最後に、今回の結果をもとに次のテストまでに変えることを決めます。「次はもっと頑張る」だけでは、実際の行動は変わりにくいものです。

例えば、英単語の失点が多かったのであれば、次はテスト1週間前にまとめて覚えるのではなく、学校で習った週のうちに覚えるようにします。数学で応用問題まで手が回らなかったのであれば、学校ワークの基本問題を早めに終わらせ、テスト前に応用問題に使える時間を作ります。

時間不足だったのであれば、次のテストでは最初の問題に時間を使いすぎないようにする、普段から時間を計って問題を解くといった方法が考えられます。

一度にたくさん変える必要はありません。今回の失点を振り返り、優先して変える行動を一つ決め、次のテストまで実際に続けてみることが大切です。

定期テストの解き直しは「答えを写すだけ」で終わらせない

学校から「テスト直しを提出してください」と言われることもあります。そのとき、間違えた問題の横に赤ペンで正しい答えを書き、提出できる形になったところで復習まで終わったと思っていないでしょうか。

正しい答えを確認することは必要ですが、それだけでは次に同じ問題が出たときに解けるとは限りません。テスト後の解き直しでは、「正しい答えを知った」状態から「自分で正解できる」状態まで進めることが重要です。

解説を読んで分かっただけでは復習にならない

解説を読むと、「そういうことか」「この公式を使えばよかったのか」と分かったつもりになりやすいものです。しかし、解説を見ながら理解できることと、自分一人で問題を解けることは同じではありません。

解説を読んだあとは、一度閉じて同じ問題を最初から解いてみてください。そこで手が止まったのであれば、まだ自力で解ける段階にはなっていません。

もう一度教科書や解説へ戻り、どこで分からなくなったのかを確認します。そして再び何も見ずに解きます。これを繰り返して、「見れば分かる」から「自分でできる」へ変えていきます。

難問より「本当は取れた問題」を優先して復習する

テストには、正答率の低い難しい問題が含まれることもあります。そうした問題に時間をかける前に、まず見直したいのが「本当は取れたはずの問題」です。

学校ワークで何度も解いていた基本問題、覚えていれば正解できた用語、計算途中の間違いで落とした問題などは、次回は取りこぼしたくない問題です。

例えば60点だったテストで、難問を解けるようにして5点増やすより、基本問題の失点10点を減らす方が先になる場合があります。点数を上げるためには、すべての間違いを同じように扱うのではなく、次回は取れる可能性が高い問題から復習することが大切です。

数日後にもう一度解いて自力でできるか確認する

テストが返ってきた日に解き直して正解できても、それだけで身についたとは限りません。解説を読んだ内容が頭に残っているため、その場では解けることがあります。

そこで、数日たってから同じ問題をもう一度解いてみます。何も見ずに解ければ、自分の力として身についてきたと考えられます。反対に、また同じ場所で止まったのであれば、その単元はもう一度確認が必要です。

特に英語や数学は、以前に習った内容を使って次の単元へ進むことがあります。テストが終わったから忘れてよいのではなく、次の学習で使える状態にしておくことが重要です。

定期テストの結果から次に何を勉強するかを決めよう

テスト後の復習は、答案を直したところで終わりではありません。今回の答案で分かった苦手や失点原因をもとに、これから何を勉強するかまで決めることで、次の定期テスト対策が始まります。

同じ点数でも、生徒によって必要な勉強は違います。だからこそ、点数だけではなく答案の内容を見る必要があります。

失点した原因によって次にやる勉強は変わる

英語で単語が書けずに失点していたのであれば、単語を覚える回数や確認方法を変える必要があります。文法問題が多く間違っていたのであれば、単語を増やすだけでは点数は上がりません。文法のルールへ戻り、基本問題から解き直す必要があります。

数学で解き方そのものが分からなかった場合は、その単元の教科書や学校ワークへ戻ります。一方、解き方は合っているのに計算ミスが多かったのであれば、途中式の書き方や見直しの方法を変えます。

時間が足りなかった場合も、「次は急いで解こう」で終わらせません。どの問題で時間を使ったのかを確認し、普段から問題を解く速さを意識するのか、テスト本番で解く順番を変えるのかを考えます。

原因が分かれば、「次はもっと勉強する」ではなく、「次は何をどう変えるか」まで決められるようになります。

今回の苦手を残すと次の単元でもつまずきやすい

定期テストが終わると、学校の授業は次の単元へ進みます。しかし、今回のテストでできなかった内容をそのままにすると、新しい単元を学ぶときにつまずく原因になることがあります。

数学では、方程式の計算が不安定なまま次の学習へ進むと、その後の文章題や関数でも計算部分で苦戦します。英語でも、これまで習った文法や語順を使いながら新しい内容を学ぶため、前の単元の理解不足が次のテストにも影響します。

だからこそ、テスト後は次の単元だけを見るのではなく、今回の答案で見つかった苦手を残さないことが大切です。全部を最初からやり直す必要はありません。つまずいた単元まで戻り、自分で解けるようにしてから次へ進みましょう。

自分で原因が分からないときは答案を見せて相談する

答案を見ても、「なぜこの点数になったのか分からない」ということもあります。自分では単なるミスだと思っていても、実際には同じ種類の問題を何度も間違えていて、基本事項の理解から見直す必要があるケースもあります。

反対に、「数学が全部苦手」と感じていても、答案を見ると特定の単元だけで大きく失点していることもあります。

そうした場合は、答案と問題用紙を学校の先生や塾の先生に見せて相談してみましょう。点数だけを伝えるより、実際にどの問題でどう間違えたのかを見てもらう方が、次に取り組む内容を決めやすくなります。

また、平均点を大きく下回る状態が続き、テスト後の復習をする前に普段の家庭学習そのものを見直す必要がある場合は、「平均点以下・赤点」から抜け出す!学習習慣がない子が最初に取り組むべきこともご覧ください。

定期テストは返却後の復習までが次回のテスト対策

定期テストは、答案が返ってきて点数を確認したところで終わりではありません。どの問題を間違えたのかを確認し、その原因を考え、自力で解けるまで解き直し、テスト前の勉強方法まで振り返ることで、今回の結果を次のテストに生かせます。

特に大切なのは、「次は頑張る」で終わらせないことです。英単語を覚え始める時期を早くする、学校ワークをもう一度解く時間を作る、計算ミスを減らすために途中式を残すなど、次回までに変える行動を一つずつ決めていきましょう。

テストの答案は、できなかった問題を確認するだけのものではなく、次にどこを勉強すれば点数を上げられるのかを知るための材料です。返却された答案をそのまましまわず、次の学習を決めるために使ってみてください。

明光義塾では、一人ひとりの定期テストの結果や学習状況を確認しながら、苦手な単元や次に取り組む内容を確認していきます。中学生の個別指導では、学校の進度や目標に合わせた定期テスト対策、高校受験対策について紹介しています。

「何を間違えたのかは分かるけれど、なぜ点数が伸びないのか分からない」「次の定期テストまでにどこから勉強すればよいか分からない」という方は、返却された答案や問題用紙を持って明光義塾へご相談ください。お問合せ・体験授業からご相談いただけます。

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